ライフサイエンス用語集

E

ECM 【いーしーえむ】

Extracellular Matrix=細胞外マトリックス
細胞の外部に存在するタンパク質や多糖からなる構造物。細胞と相互作用することで細胞の機能に影響を与える。

EPC 【いーぴーしー】

骨髄から供給される血管内皮前駆細胞。

EPR効果 【いーぴーあーるこうか】

Enhanced Permeation Retention効果。
ある特定の分子サイズをもつ物質ががん組織に集積しやすい理由を示す一つの考え方。がん組織と正常組織の間には、血管とリンパ管の構造の違いがある。
がん血管は、正常血管に比べて、大きなサイズをもつ物質の透過が促進されており、加えて、リンパ管が未発達である。この2つの構造の違いにより、特定サイズの物質が、正常組織よりもがん組織により集積しやすく、しかもその集積が長く続く。

ESCA分析(XPS分析) 【えすかぶんせき(えっくすぴーえすぶんせき)】

X線光電子分光(X-Ray Photoelectron Spectroscopy、XPS)分析(electron surface chemical analysis、ESCA/電子表面化学分析)とも言われる。表面分析法の一つ。
材料表面にX線照射し、励起されて検出される光電子を検出する。これにより材料表面の元素分析が可能となる。元素の種類と酸化状態がわかる材料。

ES細胞 【いーえすさいぼう】

受精卵から少し育った胚といわれる状態の中の細胞を取り出して培養したもの。増殖させると無限に増え、分化させると体のあらゆる細胞に分化する能力がある。

E-セレクチン 【いーせれくちん】

炎症時に血管内皮細胞に発現誘導されるタンパク質で、糖鎖と結合するレクチン様ドメインをもつ。炎症部位への白血球の遊走に関与する。