ライフサイエンス用語集

アクチンフィラメント 【あくちんふぃらめんと】

タンパク質であるアクチンがつながった糸状(フィラメント)のもの。細胞内にあり細胞の形を作っている。

アクチン免疫染色 【あくちんめんえきせんしょく】

アクチンフィラメントを染める染色法。

アシアロ糖タンパク質受容体 【あしあろとうたんぱくしつじゅようたい】

糖鎖の末端に存在するシアル酸が無くなったアシアロ(シアル酸が無いという意味)糖タンパク質を認識し結合する受容体。

足場 【あしば】

細胞の接着、増殖、分化を助ける固体状あるいは半固体状の基材のこと。(=scaffold、スキャホールド)

足場材料 【あしばざいりょう】

足場を作るための材料。高分子・セラミックス・金属およびその複合体が用いられる。

アバットメント 【あばっとめんと】

インプラントの構成部品の一つ。

アパタイト 【あぱたいと】

骨の無機主成分。代表組成はCa10(PO4)6(OH)2。

アパタイトプラズマ照射 【あぱたいとぷらずましょうしゃ】

アパタイトをプラズマ状態に溶融して基材に吹き付ける成膜法。

アパラセム 【あぱらせむ】

水酸アパタイト焼結体の商品名。

アポトーシス 【あぽとーしす】

細胞が死ぬ一つの過程。
外部刺激により、あるいは遺伝子によってあらかじめプログラムされた時期に細胞の遺伝子が切断されて細胞が死ぬこと。
遺伝子の切断が観察(ラダー形成)されるのが特徴。

アミド(ペプチド)結合 【あみど(ぺぷちど)けつごう】

NH2基とCOOH基間で脱水(H2O分子がぬけること)し、-CO-NH-のような結合様式のこと。

アミノ酸 【あみのさん】

天然に20種類存在するペプチド・タンパク質の構成成分。

アモルファス 【あもるふぁす】

結晶でない状態の固体。

アルカリ処理 【あるかりしょり】

アルカリ溶液に浸漬して行う材料処理法。主に材料表面の親水化処理に使われる。

アルカリ処理チタン 【あるかりしょりちたん】

チタンをアルカリに浸漬し、表面の酸化チタン層を厚くしたもの。
骨伝導性が発揮されており、現在臨床応用されている。

アルギン酸 【あるぎんさん】

褐藻などに含まれる多糖類で、ß-D-マンヌロン酸(M)とそのC-5エピマーであるα-L-グルロン酸(G)の2種のブロック(いずれもカルボキシル基をもつ単糖)が(1-4)-結合した直線状の高分子である。
創傷被覆材として利用されている。

アルギン酸カルシウムゲル 【あるぎんさんかるしうむげる】

アルギン酸は褐藻などに含まれる多糖類で、食物繊維の一種である。
歯科の印象剤(歯形をとる材料)もカルシウムイオンなどの2価の金属イオンと安定な複合体をつくって3次元ゲルを形成する。

α型 リン酸-3-カルシウム 【あるふぁがたりんさんすりーかるしうむ】

=αTCP

αTCP 【あるふぁてぃーしーぴー】

体内で吸収される性質をもつセラミックス、現在、骨充填剤として臨床使用されている。

α-ジストログリカン 【あるふぁーじすとろぐりかん】

主に骨格筋に発現する糖タンパク質で、αとβの2つのサブユニットからなる。
αジストログリカンに存在する糖鎖の合成不全がある種の先天性筋ジストロフィーの原因であることが知られている。

a-ヘリックス構造 【あるふぁーへりっくすこうぞう】

β-シート構造と共にペプチドの二次構造の共通モチーフの一つで、バネに似た右巻きのらせん構造をしている。
骨格となるアミノ酸の全てのアミノ基は4残基離れたカルボキシ基と水素結合を形成している。

アルミナ 【あるみな】

Al2O3の化学構造をもつセラミックス、骨結合性をもつ材料。

アーチファクト 【あーちふぁくと】

MRI造影において、材料が磁化し周囲の像が乱れること。これによって画像診断ができなくなる。