ライフサイエンス用語集

ほ(ぼ)

方向性 【ほうこうせい】

量ではなく、3次元的な方位を示す。特定方位に機能や配列を持つ場合に、「方向性」を示すという。

放射(放射線) 【ほうしゃ(ほうしゃせん)】

=Radiation

翻訳 【ほんやく】

RNAの情報に基づいてタンパク質が合成される過程。

ホーミング 【ほーみんぐ】

血中を循環しているリンパ球が特定のリンパ組織に戻る現象。

ホールディング 【ほーるでぃんぐ】

不規則構造(ランダム構造)から、特定の構造体を形成する過程のこと。ペプチド鎖の巻き戻し。

ボーンジェクト 【ぼーんじぇくと】

アパタイト系骨補填材の商品名。

ボーンタイト 【ぼーんたいと】

水酸アパタイト焼結体の商品名。

ポア 【ぽあ】

多孔質材料中の材料で満たされていない空間(あな)。「孔」と同じ意味。

ポジトロン 【ぽじとろん】

プラス電荷を持ち、陰電子と同じ質量を持つ粒子。陽電子と呼び、ポジトロン崩壊を起こす核種(ポジトロン核種)から産生される。

ポテンシオスタット 【ぽてんしおすたっと】

基準電極に対して、試料の電位を変化させ、その際の電流変化を測定する装置。

ポリエチレングリコール 【ぽりえちれんぐりこーる】

タンパク質の吸着を抑制する分子。

ポリL-乳酸 【ぽりえる-にゅうさん】

PLLA:L-乳酸の重合体。ラクチドより合成する。

ポリグリコール酸 【ぽりぐりこーるさん】

体内でエステル結合の加水分解により吸収される性質をもつ合成高分子化合物の1つ。臨床で生体吸収性縫合糸として用いられている。しかしながら、使用部位、使用目的によっては分解が速く、炎症の起こる問題も指摘されている。

ポリ乳酸 【ぽりにゅうさん】

乳酸がエステル結合によって重合し、長くつながった生体吸収性高分子である。ポリエステル類に分類される。生体内で加水分解される材料。

ポリ乳酸ステレオコンプレックス 【ぽりにゅうさんすてれおこんぷれっくす】

乳酸は1つの不斉炭素を持ち、L体とD体の2種類が存在する。それぞれの高分子量体がポリ-L-乳酸、ポリ-D-乳酸であり、この両者を最適条件で混合すると、お互いのらせん構造がうまくかみあったステレオコンプレックスと呼ばれる結晶系を示す。
ステレオコンプレックスポリ乳酸は耐熱性に優れていることが知られている。

ポリメラーゼ連鎖反応(PCR) 【ぽりめらーぜれんさはんのう(ぴーしーあーる)】

Polymerase Chain Reaction。酵素を用いてDNAを増幅させる反応。

ポローゲン 【ぽろーげん】

多孔質材料を作製する際に孔構造を作るために用いる容易に除去することができる材料。
サイズのそろった食塩や氷などが用いられ、これらを均一に分散した状態で材料を成形後、水洗や加温などにより除去することで材料内部に孔構造を作ることができる。

ポローゲンリーチ法 【ぽろーげんりーちほう】

サイズの決まった食塩、氷などからなるポローゲンを混合して成形後、水洗や加温などによりポローゲンを除去することによりポアを形成させ多孔質材料を作製する方法。