ライフサイエンス用語集

メチル化 【めちるか】

DNAの一部の塩基にメチル基(CH3-)が結合すること。メチル化は、がん化、老化などと関係がある。

滅菌 【めっきん】

生菌を分解または除去する物理的、化学的行為またはプロセスのこと。
用語上では絶対的なものとして述べられているが、滅菌という行為は、すでにわかっている量の特定菌が生存する確率に関して述べられるのが普通である。大抵の場合、機器はクリーンスチームを用いて滅菌される。
確率的な概念からは菌数をゼロにすることはできないので、無菌性保証レベル(sterility assurance level:SAL)が採用される。滅菌としての定義にはSAL≦10-6が国際的に採用されている。

滅菌法 【めっきんほう】

加熱法(高圧蒸気法、乾熱法)、照射法(放射線法)、ガス法(酸化エチレンガス法、過酸化水素ガスプラズマ法)などがある。また、火炎法(加熱法の一種)、ろ過法なども滅菌法に分類される。
これらの滅菌法の中から、被滅菌物の材質、性状、バイオバーデンなどを考慮して、最も適切な滅菌法を選択することが必要である。

メルトブロー 【めるとぶろー】

不織布の作成方法で、熱可塑性高分子を溶融させ、連続した長繊維状に吐出しながら高温の空気を当てながら形成する。繊維をより細くすることができる。

免疫細胞 【めんえきさいぼう】

体内に入ってきたウイルス、細菌に対して、体を守る役割(免疫応答)を果たしている細胞のこと。その代表的な細胞には、マクロファージ、リンパ球などがある。

免疫組織染色 【めんえきそしきせんしょく】

体の免疫システムの重要な成分であり、ある物質や構造物を特異的に認識できる性質をもつタンパク質を抗体という。この抗体を用いて組織中の物質や構造物を特異的に染色する方法。

免疫(反応、応答) 【めんえき(はんのう、おうとう)】

外部から体内に入ってきたウイルス、細菌などの侵入物に対する生体防御反応の1つ。免疫細胞と抗体(侵入物を特異的に認識できるタンパク質)との2つの要素からなる。
体内に侵入してきた物質は、まずマクロファージによって食べられる。マクロファージが細胞内で処理した後、その侵入物に対する他の細胞と抗体による反応が続き、最終的には、侵入物を破壊あるいは無害なものにする。